札幌
札幌市は日本の都市別人口数で第5位に入る北日本最大の都市です。明治時代に屯田兵によって開拓された札幌ですが、現在でも残るそうした近代日本の面影は、私たちの目を楽しまさせてくれます。冬はレジャー、夏は避暑地、そして豊富なグルメも楽しめるため、人気の旅行先として不動の地位を築いています。北海道の西南部にありながら周辺地域へのアクセスも整備されており、札幌はまさに北日本の中心地となっています。
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札幌と言えば「札幌市時計台」をまず思い浮かべる方も多いのでは？しかし他にも観光スポットはたくさんあります。雪祭りが行われる「大通り公園」やクラーク博士の銅像でお馴染みの「羊ヶ丘展望台」、札幌市丸山動物園など北海道ならでは見どころが満載です。
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大都市の顔を持つ札幌ですが、市内には公園がたくさんあり、自然豊かな一面も見せてくれます。その代表的なものが「滝野すずらん丘陵公園」が有名です。また冬は「国際札幌スキー場」など、市内でもスキーを楽しむことができます。温泉もありますので、旅の疲れを癒せます。
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札幌といえば、丼にたっぷり入ったウニ・イクラ・サーモンなど海の幸グルメは外せません。他にも味噌風味のスープにコーンとバターを載せた札幌ラーメンや、ジンギスカン、ビールと一度の旅では食べ尽くせないほど、グルメが豊富です。女性には新鮮なミルクを使った各種スイーツもおすすめ。
函館
函館市は、北海道内で札幌、旭川に次ぐ第3位の人口を誇る都市です。江戸時代から「蝦夷三湊」の一つと称され、天然の良港として海産物の交易が盛んに行われていました。現代でも豊富な魚介類の食材を提供しており、特産品を使用した各種料理など観光名物も多く、グルメな観光客の舌をうならせています。青森から函館へは、北海道新幹線やフェリーでアクセスが可能で、北海道内でも特に本州に身近な街となっています。
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函館は「函館山」からの夜景が絶景として有名です。春には星形の城郭「五稜郭」の桜が美しく、「函館元町」は異国情緒あふれる街並みに「函館ハリストス正教会」の澄んだ鐘の音色が響きます。明治時代の名残を感じる函館港の「ベイエリア」など観光名所が目白押しです。
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レトロな建造物が多い函館ですが、「旧函館区公会堂」の館内では優雅なドレス姿で写真撮影することができます。「はこだて明治館」では手作りオルゴール作りやサンドブラストなど体験型のアクティビティもあり、明治時代を肌で感じられるスポットが満載です。
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エビやウニなどの海産物から、塩ラーメンに特大チキンがサンドされた「ラッキーピエロ」のチャイニーズチキンバーガーなどご当地グルメが多数です。特に函館を代表する食材の「イカの刺身」の味は秀逸で、おつまみにもピッタリ。スイーツではチーズオムレットが大人気です。
旭川
旭川市は北海道中央部に位置し、道北エリアの産業、経済の中心都市です。道内の鉄道終起点でありながら高速道路も整備されています。また空港からは本州の東京、名古屋、大阪へ直行便が就航しています。「国際会議認定都市」に認定されていて、年間数百万人の観光客が訪れる一大観光都市でもあります。文学者や芸術家も多数輩出しており、市内各所では野外彫刻作品などが展示されているなど文化の息吹が感じられる街となっています。
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旭川と言えば、冬は「旭川冬まつり」「氷彫刻世界大会」などのイベントで知られています。中世ヨーロッパを感じさせる「雪の美術館」や「井上靖記念館」「中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館」など文学や芸術に縁のある観光地も多く、見どころ満載です。
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旭川はダイナミックな展示の「旭山動物園」が非常に有名です。大規模な科学館の旭川市科学館「サイパル」や」「男山酒造り資料館」なども見ごたえのある観光施設です。「上野ファーム」では、花々の美しいガーデン内を散策して、ファームで作られた食材を味わうこともできます。
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黄色の玉子麺が特徴の旭川ラーメンの他、旭川しょうゆやきそばなどのB級グルメがたくさんあります。旭川市発祥の塩ホルモン、トントロなども香ばしくてお酒に合うと評判です。ホルモンとラーメンがコラボしたというモルメンは、旭川でしか食べられない逸品です。
釧路
釧路市は北海道の東部、太平洋沿岸に面した道内人口4位の大都市です。道東部の中心都市としての役割を持ち、釧路港は国際バルク戦略港湾（穀物）にも選定されています。釧路空港は道東で唯一の定期国際便が就航しているのが特徴です。「釧路湿原国立公園」や「阿寒国立公園」などがあり、自然の豊かさも他の都市に負けない魅力です。阿寒湖ではマリモの観察や遊覧船の乗船など、エンターテインメント性の高いアクティビティも楽しめます。
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釧路では、丹頂鶴が見られる「丹頂鶴自然公園」やマリモが生息する「阿寒湖」などで、珍しい生物の姿を観察することができます。泥火山のボッケ散策路で遊歩道を楽しんだり、「釧路市動物園」では自動販売機でエサを購入してヒグマに与えたりと迫力の体験ができます。
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釧路は自然に恵まれており、夏は遊覧船から阿寒湖の景色を楽しみ、阿寒川の清流のそばを歩いたり、夏限定のナイトクルーズを堪能することができます。冬はスキーにスノーボード、ワカサギ釣りや阿寒湖の湖上ウォークといったアクティビティが楽しめます。
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ソースや特製ダレのかかった鶏のからあげ「ザンギ」に、網にたっぷり魚介を乗せて焼く「炉端焼き」など香ばしい料理が舌を楽しませてくれます。好きな海鮮を乗せてオリジナル丼を作る「海鮮丼」も大人気です。「そば」の名店も多く、その香り豊かな風味をお楽しみいただけます。
網走
網走市は、北海道東部のオホーツク海に面しています。その土地のほとんどが泥炭地で、湖や森などの緑が豊かな都市です。卯原内のサンゴ草群生地が「日本紅葉の名所100選」に選ばれている他、美岬にあるヤチダモの木が「森の巨人たち百選」に選ばれるなど、景観の美しさが高く評価されています。道内でも降雪量が少ない地域のため、夏は涼しく日照時間が長いことから過ごしやすい気候となっています。
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網走と言えば「博物館 網走監獄」が有名です。その他、流氷を見物できる「能取岬」にサンゴ草の赤い湖「能取湖」など、網走ならではの光景を楽しめます。「北海道立北方民族博物館」ではアイヌやモンゴルなど北方民族の男女衣装が展示されています。
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アザラシに出会うこともある「網走湖」や、流氷の世界を体験できる「オホーツク流氷館」など、自然が豊かな網走を体感できます。自然の世界を感じた後は「北海道立オホーツク公園」でキャンプをして楽しむことができます。ロッジ宿泊やキャンピングカーでの乗り入れも可能です。
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網走刑務所の監獄食を再現したメニューは、A5ランクの牛肉で作ったメンチカツやコロッケがサクサクで美味しいと評判です。ホタテ、ウニ、イクラがダイナミックに乗せられた丼や、ボリューム満点のステーキの他、フレーバーが多彩なジェラートなど大満足のメニューが満載です。
帯広
帯広市は、北海道東部の十勝地方の中央に位置する農業や商業の盛んな都市です。市の約6割を占める中央部と北東部の平地およそ半分が農地のため、全国有数の畑作地帯であり、大規模な酪農が行われています。農産物集積地としての役割を果たしながら、北海道外への農産物の流通・出荷の役割も担っています。十勝川と札内川に挟まれた平坦な土地で、森林浴を楽しめる「帯広の森」などの人々が安らぎを感じられる自然の多い都市です。
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帯広は旧国鉄広尾線の「愛国駅」と「幸福駅」が恋人の聖地として有名です。また、ばんえい競馬を楽しめる「ばんえい十勝 帯広競馬場」も見ごたえのある観光地の一つです。東京ドーム85個分の広さを持つ「十勝千年の森」では、神秘的な空気を味わうことができます。
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広大な草原が広がる帯広では、「八千代牧場」で放牧されている牛を眺めたり、「帯広市野草園」で自生している830種類もの野草樹木を観察することができます。「十勝エコロジーパーク」で木製遊具で遊んだりと、のびのびとした空気の中で自然と触れあいながら楽しめます。
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十勝名物の一つである豚丼は、下のご飯が隠れて見えないほど豚肉がドッサリ乗っています。マトンやラムなどの羊肉を焼いたジンギスカンなど肉料理が充実しています。スイーツではバームクーヘンをチョコで包んだ三方六に、タルトポテトなど名産品が盛りだくさんです。
稚内
稚内市は、北海道宗谷地方の日本最北に位置する市です。最果ての「宗谷岬」や日本最北の駅「稚内駅」があり、礼文島や利尻島へのフェリーを航行しています。良質な漁場として恵まれた地域だったため、新鮮な海鮮グルメを日本各地へ供給しています。北海道で唯一、日本海とオホーツク海の両方に面し、北方圏諸国への玄関口ともいわれています。水産、酪農、観光を基幹産業としており、宗谷地方の行政と経済の中心地となっています。
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稚内と言えば流氷を臨むことができる「宗谷岬」が有名です。その他、季節ごとに様々な原生花が見られる「ノシャップ岬」や、360度の大パノラマを体験できる百年記念塔も、雄大な自然を肌で感じることができます。南極で活躍した犬たちのモニュメントがある「稚内公園」など観光施設も多数です。
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稚内の「ノシャップ寒流水族館」ではアザラシやペンギンの他、幻の魚イトウの姿を観察できます。スコットランド風ゴルフ場「ノースバレーカントリークラブ」でゴルフをしたり、室内温泉プール「水夢館」でレジャープールやジャグジーを楽しむことができます。
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うにが折り重なった「二段式生うに丼」や、生うに、イクラ、ホタテ、イカ、とびこ、シャケが乗った「樺太丼」、「生タコのから揚げ」に「オオナゴ蒲焼丼」など海の恵みがタップリの稚内。具だくさんでスープが味わい深い炒麺なども人気です。
